2007年6月22日

モバイルアクセス解析

一人一台は所有し、年々存在を増しているモバイル。

電通によると、2006年にはインターネット広告市場の成長 率は29.3%、市場規模は3,630億円にまで成長しているとのことです。そこで、Webアクセス解析を利用した広告効果分析は、企業のマーケティング 活動に必須のツールとして利用されるようになってきたのです。

電車の中や少し時間が余った時などに携帯端末を利用してWebサイトにアクセスする光景が一般的になってきました。

モバイルアクセスの世界にはさまざまな制限

携帯キャリア仕様のような制限がモバイルアクセス解析に影響を与えているとい うものです。モバイル向けWebサイトには、携帯キャリアの認可を得た公式サイトと、キャリアの認可を取らずに携帯端末用に運営しているWebサイト (「勝手サイト」などと呼ばれるサイト)に分けることができます。

公式サイトと勝手サイトではモバイルアクセス解析で取得できる情報が異なりま す(蛇足ですが、PCの世界では、ほぼ100%勝手サイトで構成されています)。さらに、携帯キャリアごとにユニークユーザの情報などを取得する手段が異 なったり、取得できる情報が異なったりします。これらの特徴はモバイルアクセスサービスを開発する側に大きな負荷となっています。

モバイルアクセス解析のもうひとつの特徴は、モバイルアクセス解析にしかない分析や利用方法があるということです。ここでは例を2つ紹介します。1つ目の例は、端末の属性分析とキャリア属性分析で、顧客層の特徴(顧客セグメント)がわかるため、モバイルサイトで用意するサービス(コンテンツ)やサイト作りに直接反映していくことが基本となります。

 2つ目の例は、モバイルサイトのサービスに特有の「コンテンツ寿命が短く、コンテンツを用意するだけで他のことをやる余裕がない」という事情に訴 求できる仕組みを提供しなければならないということです。これには、上に述べました『マーケティング活動支援型利用方法』を利用することにより、一部の キーマンにしか判断できなかったコンテンツ選びや事業戦略を他の人でもできるようになり、コンテンツ作りにかかるコストも軽減していけるようになるという ものです。

携帯端末を利用した文字入力に慣れた(F0,F1,M0,M1)層を中心に、携帯端末上で検索エンジンが積極的に利用され始めたため、勝手サイトにアクセスが集まりだしたことが理由のひとつにあげられます。また、電通によると、2006年のモバイル広告市場は、成長率35.4%、市場規模390億円に成長したとのことです。この動きは、前ページの図「Webアクセス解析が果たす役割」で説明したように、モバイルアクセス解析が企業活動にとって、重要になっていくことを示唆しています。

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